部長motoいっぺい
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2011年05月02日(月) NASセットアップ

液晶テレビREGZA 42Z8000の録画を記録しておくHDD(500MB)がほぼ満杯になったので、HDDを増設することにした。

どうせHDDを買うなら、NAS(Network Attached Storage)にして、家庭内LANでファイル共有ができるようにしようと思い、機種選定を行った。

REGZAにおいて動作保証されているメーカーは、BuffaloとIO DATAであり、BuffaloはNASとしての基本性能が優れているのに対し、IO DATAは録画機能が優れているというレビューが多かった。我が家においては、録画の保存メディアとしての使い方が8割を占めるであろうこと、また将来Blu-rayに保存する時に、地デジコンテンツ(DTCP-IPで暗号化されている)をムーブできる点を評価し、IO DATAのRECBOX HVL-AV1.5を買うことにした。

購入したRECBOXをLAN HUBに接続するだけで、すぐにREGZAに認識されるなど、基本的な設定はきわめて簡単だったが、難儀したのはその反応の遅さ。

HDDからRECBOXにダビング(ダビング10の場合、ラスト1でない限りムーブではなくダビングになる模様)した録画コンテンツを表示させるのに、リモコンボタンを押してから数十秒もかかるなど、明らかに動作が不安定だったため、ネットで同じような症状のレポートを探した。

結局わかったのは、RECBOXにはcontentsとdisk1という二つのフォルダがあり、contentsフォルダにはあまり多くのファイルを保存してはいけないということ(サイズの大きさではなく、ファイル数が問題となる模様)。
HDDからRECBOXにダビングした録画コンテンツは、その名のとおりcontentsフォルダに保存されるのだが、そのcontentsフォルダにPCのファイルを多く保存してしまうと、Tableの作成に時間がかかってしまうとのこと。

contentsフォルダにはHDDからダビングした録画コンテンツと、HOME VIDEOのDVDのみを保存することとし、大量のデジカメ写真やバックアップ用のPCファイルなどをdisk1に移動させたところ、サクサクとRECBOXに保管した録画コンテンツのメニューが表示されるようになった。

ちなみに、contentsフォルダに保存していない録画コンテンツについては、DLNAクライアント(例:DLNA対応テレビやPC)で見ることができないが、disk1に保存してあるファイルは、ネットワークに接続しているPCにおいて共有されているため、録画コンテンツ以外においてはほぼ問題は発生しない。

というわけで、理解に苦労した部分について記載してみました。NAS/DTCP-IP/DLNA/RECBOX/HVL-AVといったキーワードで検索されてきた方、参考になさってくださいね。


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