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 「パッチ アダムス」  
 2002年07月21日(日)
 
母が図書館で借りていた
「パッチ アダムス」というビデオを見ました。

詳しい内容は書きませんが,
感動しました。

けど。

母も一緒に見ていました。
父は(多分)寝てました。

ある場面で
登場人物の医者が患者について
「パッチ」にこう言いました。
(といってもうろ覚えですが)

「彼は父親が死んでから
 ああやって自分の腕を切るんだ」

わたしは凍りました。
息ができなくて
背中を冷汗が流れました。

中学生のときに
親に自傷癖がバレてしまったことがあって
それできつく怒られてから
わたしの自傷癖は治ったことになっていました。

…が。
親指の付け根に平衡に走る3本の傷跡は
明らかに怪しいでしょう。
自然にそんな傷がつくことはないですから。
だから,わたしは
実は親は気付いてるんじゃないかと
いつもヒヤヒヤしています。

そのビデオの台詞を聞いて
母が変に気を使うとか,
「そういえばこの子も…」
なんて風に思わないか
すごく不安になって,
わたしの後ろにいた母の気配に緊張して
しばらく息をすることも
まばたきをすることもできませんでした。

最近は自傷もやってない。
鬱になってもなんとかしてる。
わたしとしては結構治ったつもり,
…だった。

ビデオは面白かったけど
こんな反応をしてしまったことで
まだ治ってないということが思い知らされました。








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