| 2007年08月09日(木) |
FM デビュー する私 |
「 スピーチは、女性のスカートのようでなければならない。
主題をカバーする長さで、興味をそそるに足る短さ、ということだ 」
英語のジョーク
Speeches should be like women's skirts. Long enough to cover the subject and short enough to stimulate interest.
English joke
今日は新幹線、在来線を乗り継ぎ、行き慣れない某地方都市へ出張した。
ずっと狭苦しい部屋の中で缶詰にされ、なんとも疲れる一日だった。
住んでもいないので、視聴することもできない 「 地方 FM の仕事 」 が舞い込んできたのは 約2週間前 のことで、最初は意味がわからなかった。
お世話になっている企業の紹介とはいえ、どうして自分が選ばれたのか、何を話せばよいのかわからない状態で、半ば強引に承諾させられた。
誰も教えてくれないので、あくまでも推測なのだが 「 他に予定していた人が出演できなくなり、慌てて “ 代打 ” を探した 」 のではないかと思っている。
15分程度の番組内コーナーでの 「 ゲスト解説者 」 という役割だったが、月曜 〜 金曜 まで、一週間の出演という話だった。
急に言われても 「 一週間も予定を空けられない 」 と断ったところ、「 録音なので、収録は一日だけです 」 と返され、大恥をかいた次第である。
テレビ の場合は、曜日ごとに衣装を替えたりする必要があるのだろうけど、ラジオ の良いところは、録り溜めでも一着で問題ないところだ。
サテライトスタジオでもないから 「 T−シャツ に ジーンズ でも結構ですよ 」 と言われていたが、一応、気分的なもので スーツ にした。
感じのよい スタッフ や、30代 の男性 DJ に挨拶し、軽く打ち合わせをした後、「 えっ、もう ? 」 というぐらい早く、さっさと収録が始まった。
ところが、最初の数秒で 「 ちょっと待って 」 と収録を止め、訂正を申し出たので、なんだか気まずい雰囲気にしてしまった。
私の紹介内容に 「 ○○ 研究家 」 という触れ込みがあったのだが、そんな肩書きは対外的に使用していないため、削除して欲しかったのである。
話し合った結果、本業 + 「 ○○ 問題にも精通している 」 といった表現に変えてくださることになり、なんとか仕切り直した。
以後は、さすがに プロ と思わせる流暢な DJ の リード で、収録は着々と進んだが、合間に何度も相談し、アドバイス をいただいた。
謝ると、笑顔で 「 大丈夫ですよ、周辺の話は使えませんが、それがないと話が聴き出せないので無駄ではありません 」 と、和やかに答えてくれた。
その後は、徐々に調子が掴めてきて、段々とテンポ良く会話できたのだが、毎曜日分、冒頭に決り文句で挨拶することが、最後まで照れくさかった。
貿易関連の話、それに伴う税制の話、諸外国の対日ビジネスの話などをしたが、時間の制約もあって、表面的な話しかできなかったのが残念だ。
当然、話の内容については私のほうが詳しいわけだが、要点を突いた質問が準備されていたり、DJ の巧みな受け答えには、ずいぶんと驚かされた。
この コーナー 以外では、日々の話題やら音楽のリクエストを紹介する番組なので、話題の堅苦しさを補う軽妙な話法も、新鮮で勉強になった。
ちなみに、この収録以外の部分は生放送なので、ここも生放送の一部だと視聴者に思わせる手法 ( 技術 ) で、実際には オンエアー されるらしい。
録音をいただけるそうだが、放送日は某地域に行けないし、電波エリアに知人も少ないので、今回はごく少数の人にしか告知しない予定だ。
もし、某地域にお住まいの方で、再来週、FM を聴いているとき 「 あれ ? 似たような話だな 」 と気付かれたら、たぶん、それが私の 「 声 」 です。
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