いつもここにいる。...美和

 

 

真面目に考えた事。 - 2002年04月30日(火)

最近「リストカットシンドローム」なる本を読んでます。
小説じゃなくて、なんだろう。
ノンフィクションの体験談、みたいな?
ちょっと違うけど、そんな感じで。

ちょっと真面目に考えてます。
学校の事、家族の事、友達の事。
そして、あらためて決めました。
第1志望の大学に、絶対入ろうと。

私の目指している学部・学科は、いわゆる
「諸学校問題」に対応できる先生を育てるトコロです。
いじめ・不登校…。
小学校から、そういう問題を抱えている友達を見てきました。
中学の時には、リスカしてる友達がいました。
まだ先生を信用しきっていた当時の私は、もちろん先生に相談しました。
返答は「知っている。今どうしたら良いか考えている最中だ」との事。
だから待ちました。先生たちが、必ず対処してくれると信じて。

でも、結局何かしてくれたでしょうか。
いいえ、何もしてくれはしませんでした。
幸いにも彼女は根が明るいので、今はとても元気です。
だけどもし、彼女があのまま立ち直る事ができていなかったら?

原因は、先生方にもあったと思っています。
「いじめの現場をおさえない限りは何もできない」
忘れませんよ、あの言葉。
私達がいじめの現実を訴えていたのに。
あの頃は何も分からず、ただその言葉に納得していたけれど。
本当は、その言葉で逃げていたんじゃないですか。

英語塾の講師になることが夢でした。
自分で、英語塾を開く事が。
でも、今は少し変わってきています。
学校カウンセラーとか、そっちの方に。
まだ全然情報収集ができていないので、どんな仕事があるのか
私にはよくわかっていないけれど。
友達が「似合ってる」と言ってくれました。
ちょっと、自信がでました。

私も弱いから。
強がっているけど、本当は弱いから。

以下の文は、内容的にイタイです。
重いの覚悟で読まれる方は、ドラッグして反転させて読んでください。
精神的な要素を含んでいますので、苦手な方は読まない事をオススメします。

リスカしている子達より、多分ずっと弱い。
私には、リスカする勇気さえなかった。
…昔の話ですけどね。
カッターナイフを握り締めている自分に気付いて、
慌ててそのカッターを放り投げた。

人間の手って、意外と丈夫。
刃でなぞるだけじゃ切れないんですよ。
あのカッターの切れ味が、悪かったっていうせいもあると思うけど。
なぞっただけで痛くって。
それ以上力を込める勇気が出なかった。
だけど、その痛さで、生きてるって実感しました。

「あんたなんか、生まなきゃよかった」
「生む予定じゃなかったのに」

母にそうまで言わせた自分が情けなくて。
消えてしまいたいと思った日に。



...




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