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2003年02月05日(水) 思うところ。

春休み。バイトもせず、友達と遊びもせず、自分の時間をそれなりに有意義に過ごしてます。もちろん2ヶ月まるまるこんな生活送るつもりじゃないけど。

学校行ってるときよりも大学生してるんじゃないかしら。笑。大学生っていうか政策科学部生。毎週水曜日、唯一まじめに取り組んできた授業、基礎演習で、いろんな社会問題等について調べた。でも、どのテーマにしたって、一週間やそこらで分かるようなもんじゃなくって、むしろちょっとかじれば余計に分からないところが出てくる。もっと深く調べたいと思いつつ、時間も体力も余裕がなくて、できなかった。今、ニュースも見れて、新聞も読めて、本も読めて、考え事をする時間もたっぷりあって、すごく楽しい。とりあえず読んだ本が、
「わからなくなった世界情勢の読み方」 池上 彰 著 講談社
「アフガニスタンの悲劇」       佐藤和孝 著 角川書店
「イスラム世界のこれが常識」     岡倉徹志 著 PHP

中東攻めで。専門書というほどのものでもなく、わかりやすく書いてある本なんだけど、それでも難しい。まずパレスチナ問題からして分かってないからなぁ…。中学の社会でも、高校の現代社会でも世界史でも習ったのに、やっぱりこんがらがる。


私がこの学部を選んだのは、特になりたい職業があるからってわけじゃない。かといって「なんとなく」とかで適当に選んだわけでもない。未だに具体的な分野も絞れてないけど、いろんな社会問題における問題構造なんかにすごく興味がある。政策科学部の中には、環境問題に興味持ってる人、街づくりに興味持ってる人、とかいろいろいるけど、私は「政策」そのものに興味を持ってるんだって気づき始めた。すごくこだわって、この学部を選んでるのに、受験期にはどうしてこの学部なのかって聞かれて答える術を持たなかった。今なら、ちょっとは答えられる気がする。これだけでもこの一年は価値があった証拠なんだろうと思ったりする。卒業してなにするのって聞かれても困るけど、私は今、政策科学っていう学問にすごく魅かれている。高校時代の顧問の先生が、「大学は職業訓練校じゃなくて、学問をするところやから」って言ってたのを思い出した。私は、すごく充実した大学生活を送ってるのかもしれない。




京子 |MAILHomePage

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