左近日記
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2002年03月12日(火) 今日逢いました。

カレと夕方待ち合わせて逢った。
お話とか、したりして。


久しぶりにキスした。
2回。


1回目はただくちびるが触れるだけ。
2回目はそれから時間を置いて、別れ際に。


カレのやわらかな舌がワタシのくちびるを割って侵入する。
ワタシを支配する。
求められる。


とけていく。
かたくなに「えっちしない」と決めていたきもち。


とろけていく。
ワタシのなかの、カレをまだ好きなワタシ。


ワタシのくちびるは覚えていた。
あのきもちいい瞬間を。
子宮がおりてくる。
かるい痛みで、それを感じる。


・・・・・カレに対する気持ちは3割減だった、はず、なのに。


なぜか、また、抱いて欲しい気持ちの自分が、いる。
どうしようもなく、みだらなワタシがいる。


静かにワタシはしたたっている。
カレにはそんな様子は見せないようにするけど。


もしも世界がワタシとカレだけだったら。
こんなに気持ちが揺れ動かない、と思う。


でも。
明日世界がなくなるとしたら。
たぶん、自分ひとりでその瞬間を待ち受けると思う。


だれでも死ぬときはひとりだから。
これは、カレとは別次元の話。


だから、キスされてひっそりと濡れていく自分も、
カレがいない部屋でジンライムを飲んで静かに眠る自分も、
おんなじように、いとおしい。


藤原左近 |MAIL
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