左近日記
Diary Index|Past|Will
おでぃとなし、でしたが、お約束どおり、先日の日記をアップしなおします。 失礼いたしました。
改めまして。 タイトルは「君の昔を」
先日はオフ日でしたので、前夜に引き続き、カレとおでぃと。 ちょいと人ごみの中へお出かけ。 美味しいラーメン(またラーメンですか)いただいて。 ちょいとぶらぶらしました。
「手でもつなぐ?」 「いいよ、知り合いに会ったら大変だから」 「・・・・オレ親戚に会うかもしれないなぁ。よくこのへんに来るらしいから」 「ワタシ会社のお客さんに会いそうで怖いよ」
・・・・・・・・・・・とかしゃべっていた矢先にカレがぼそっと一言。
「・・・・・・・・今、昔の彼女とすれ違った・・・・・・・」
なぁぁぁんですってぇぇぇぇ!! 何処に行ったと問い詰めてあわてて振り返るも姿は見えず。 「何故すぐに教えない」と文句を言いつつぶらぶらする。 「モトカノさーん、いませんかー」ときょろきょろしつつ。 (カレは大変嫌がってましたが) そして歩きながら彼女とのことを聞いた。
7年くらい前に、付き合っていた。 同じ会社のひと。 会社帰りに彼女のアパートに寄ったりしていた。 もちろんえっちもした。 今でも電話番号は覚えている。かけることなんかしないけど。 1年ちょっと付き合って、自分から別れ話をした。 「好きなひとが出来たから」と。 それからずっと逢っていない。 まだワタシとは出会う前のこと。
そんな話を聞きながら、ぶらぶらして、おやつを買っている最中に。
「・・・・・・・・・いた・・・・・・・・」
なにぃ!?今度こそ見るぞ見るぞ見るぞぉ!!! 慌てて会計を済ます。
「どっち行った?きりきり白状せんかっ」 「・・・・・・・あっちの方に行った」 「よっしゃ!!行くわよっ!!」
尾行開始。どきどき。 じきに発見。
ショートカット。ちょっと明るい髪の色。 かわいいかんじの女性でした。 ボーダーのTシャツ着て、カーキ色のカプリパンツ(だったかな)はいてました。 ぶらぶらとお店を冷やかしている。
ワタシとは違う感じの、女性。
・・・よくありますね。 浮気しても、おんなじ感じの女性と付き合う殿方。 カレはそれにはあんまりあてはまらないなぁと思ったことですよ。
「あなたの方がキレイでしょ」
・・・・・・わからんですよ。 好みの問題ですからね。
でもね。
気が済んで、彼女から離れて歩き始めたとき、 カレの顔が真っ赤になっていて。
それを見たワタシはなんだかすこし。 ちりちりした気持ちになった。
それから。
帰り際に一服しながら、カレがつぶやいた。 「ジュースとチョコパイ買って帰るんだよ、これからきっと」
そのとき、カレを、少し、遠く、感じた。
一瞬だけ、ワタシの知らないカレがいた。
だれにでも過去はあるし。 ワタシにだってもちろんある。カレにも。
嫉妬しているのかな、これは? どうしようもないことなのにね。
でも。
カレのからだを知っている女性。 そして、カレが抱いた女性。 彼女が、すぐそばに、いた。
そのことは、ものすごく、ワタシにとって大きな出来事でした。 藤原左近、人生経験まだまだですね。 あ、へこんだ訳じゃないんです。 自分がこんな感情を持ってたなんて気がつきませんでしたから、 そのことにちょっとびっくりしただけです。 やっぱり「おんな」だったか自分、って感じで。
ああ、中島みゆきさんの「君の昔を」が聞こえてきます。 歌詞を引くのは著作権の問題があるのでやめますが、 興味のある方はどうぞ。アルバム名「夜を往け」です。 ほんとに沁みます。こんな気持ちのときは。
結局えっちな日記ではありませんでしたが、 「わかる・・・・・・・」と思われた方はmy投票をよろしくお願いしますです。
藤原左近
|MAIL|
人目のご来場♪
ボタンのスキンはデリエロさんから拝借いたしました。
|