幻影 - 2002年04月03日(水) この前従兄弟の子供のナナミちゃんの初節句祝いがあった 父親の代理でいったんだけれど 少し遅刻したのが悪かった みんなに寄って集って酒を注がれ 最後には隣に一升瓶をノルマとして置かれてしまった 飲んでは注がれ飲んでは注がれ 飲んでない時には瓶を傾け、早く飲めというプレッシャー 1時間後には当然のように吐き気に襲われ出した トイレに籠もって休憩し逃亡 風が欲しくて2階の窓を開けて見た 山の麓にあるからまだ風はかなり冷たかった でもこんなに心地いい風を感じるのは久しぶり 窓から見える景色は一面の草原で 風が一直線に流れてくるのが分かる 空を飛んでるように気分が良かった ずっとこうしていたい そうすれば風になれるんじゃないか どこまでも飛んでいける このまま全てを癒してくれる そう思えた 気がつくと 隣でナナミちゃんが携帯を食べていた あ〜携帯が・・・・ 結局空を飛べたのは夢の中だけか どこまでも自由に飛べるのは そうだろう だって酒に飲まれて地べたを這い蹲ってるんだから 飛べるはずがないか でも今日は携帯を食べながら笑ってる このナナミちゃんの幸せな笑顔があるからいいか それにいつか飛べるかもしれないしな ...
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寂しがりやな豚ちゃんたちの旅跡 |