暗行記...不夜

 

 

外見と内面 - 2002年04月19日(金)

今日は卒研のための病院見学
初めての大学付属の病院へ

正直驚いてしまった
外側からも内側から見てもホテルの様な建物

広く、2階までの吹き抜けになったロビー
患者さんのためのプールなどの設備
待合室は絨毯が引かれ
どこを見ても高級感を感じることが出来る

最初はそう思った

でも実際によく見るとそれは少し違っていた

高級感たっぷりに曳かれている床の石は
滑りやすく危険だった

卒研で使う放射線の部屋はもっと酷かった
欠陥工事の痕が見てとれる

他にも細部まで見ていくと色んなことがわかる

結局は見栄えで人を集め
その後の面倒は中途半端に済まして行こう
そんな感じを受ける

1人1人の医師や看護婦はそう思っていないだろう
でも経営者がそんな考えを持っているんじゃないだろうか


人と人との関係も同じだと思う

相手の本当の内面なんてわかることはないだろう
でも少しだけでも相手を知ることも必要だと思う

地位、名誉、評判をその人の全てと思うこと
外見だけで判断することはよくない

簡単なようで人はそれに騙されてしまう
そして簡単にその相手を判断しようとする

どんな相手であっても、一生付き合ったとして
どれだけ理解し、お互いに信用することができるだろう

これから多くの人と出会うことがあるだろう
その中で自分の心を信じ接すること
それが大切なんだろうな

「言うは易し行うは難し」




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