暗行記...不夜

 

 

つつじの森にて - 2002年04月28日(日)

家の庭にあるつつじが綺麗に花を咲かせた

いつもは何も感じない庭
それに昼間に家にいることが少ないから
夜の暗い中でしか通らない庭

雲ひとつ無い青い空

友達に誘われ那須のつつじ園へ

GW最初で少し混んでいたけれど
そこは地元人!裏道から裏道へ

料金所の出口を抜けようやく到着
福島の白河から栃木の西那須野まで見渡せる景観
その手前にはつつじの森がある

でも早すぎた、山を登る途中に桜があった
桜がまだ咲いていた
その時から嫌な予感はしてた

桜とつつじが一緒に咲くなんてありえない

もっと上ると木々はまだ冬眠中
新芽も出していなかった
それに日陰にはまだ雪がちらほら

案の定、つつじはまだやっと芽を出したような
そんな感じ、ちょっとがっかり

でも一面の青空と青い山々
春と冬とを少しずつ含んだ心地よい風
耳には何の音すら入ってこない

朽ち果てた切株にゆっくりと腰を下ろし
1本のタバコを澄んだ風と共に吹かしていく

煙は雲にでもなりたいかのように空高く上っていく

気付くと空に小さな雲が風に流れて吹いていった




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