| 暗行記...不夜 |
【 そして粛清の扉を 】〜book 9〜 - 2002年06月04日(火)
ある１人の中学生の女の子が
暴走族に撥ねられて死んだ
ある高校があった
生徒はとても悪い子達だった
ばれなければ罪ではない
未成年だから問題はない
ある者は殺人をし
ある者は窃盗、恐喝
親父狩り、売春、強姦
万引き、覚醒剤、暴走
ありとあらゆる悪に身を染め
平然と良い子の顔をして生きていた
ある１人の先生がいた
影の薄い、何の取柄も無い先生
ある日、授業中に一人の生徒を
拳銃で撃ち殺した
生徒をクラスに監禁し
１人、２人と殺していった
警察が来た、マスコミが来た
学校を野次馬が取り囲んだ
その中でも生徒は殺されていった
・・・・・・・
キレル子、罪の意識を知らない子
自分が誰だかも知らず、学ぶことも無い
自分を使い分け、誰にも素顔を知られない
法律が守ってくれ
馬鹿な大人たちが守ってくれる
更正する？
改心する？
後悔してる？
反省してる？
するはずが無い
なにから守るんだ
罪の意味も知らない
自分のしたことの意味すら知らない
そんな者たちを何から守る？
...
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寂しがりやな豚ちゃんたちの旅跡
