○プラシーヴォ○
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| 2004年03月06日(土) |
私がセックスを拒んだ日 |
今日は、テレビでサッカーをやっていた
ハム男はサッカーが大好き
私は別に好きじゃない
ハム男がサッカーを見ている間に、 私はお風呂に入り、 さっさと寝てしまった
実際は、寝付けなかったんだけど
寂しかった
せっかく私が仕事が終わってハム男の家に行ったのに ほとんど会話もせず 私は寝る
サッカーが終わって、 ハム男がベッドに入ってきた
私にギュウとキスをしてくる
がちゃ子、エッチしよう
チュウチュウと、私の口を吸いながら ハム男が言う
でも私は 強く首を横にふる
どうして?エッチしようよ
甘えるハム男
でもますます冷める私
さらに強く首を横にふる
ハム男もあきらめて、 私の手を握り、 ごろんと仰向けに寝る
がちゃ子、なんか息が苦しそうやな チュウハイ飲んだからか?
ハム男が私の頬に手を当てて引き寄せようとする
あれ?… なんで泣いてるねん…
私のぐちょぐちょに濡れた顔を引き寄せて
どうしたどうしたと
何度も問う
サッカー見て… エッチして…
ハム男は好きなことばっかりできて いいなあ、と思ったの
暗闇で見えないけど たぶんぽかんとした顔をしていたと思う
俺、好きなことばかりしてるか?
しばらく無言で私の涙を 手で拭いていたハム男
愛してるで
そう言って、また私を抱き寄せる
何年ぶりだろうか 愛してるなんて言われたのは
ごめんね
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