○プラシーヴォ○
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スタッフくんと愛人ちゃんのことで悩み倒し
「お願いだから私に話しかけないで」
とスタッフくんにメール
だけど、スタッフくんは本能的にここで
ほんとうに話をしなかったら私と永久に仲たがいしたままだと気づき
いつも以上に話しかけてくる
根負けして、笑ってしまう
そして、穏やかな気持ちになる
スタッフくんと愛人ちゃんの仲を裂くことなんてできない
できたとしても、きっとスタッフくんは違う子に手をだす
私が愛されるようにならないと、何も解決しない
いろんな本を読んで、私の女子力がアップする
女性という性に甘えて、私は何も努力していなかった
そして、なぜか男性に対してフウフウと牙をむいて
鎧兜をつけて対面していた
傷つけないで傷つけないでと、剣をちらつかせながら
でも鎧の中を見てほしいと、仮面の下で泣いていた
傷ついてもいい。立ち直る。
だから鎧を脱いで、リラックスしよう
フェロモンを出そう
愛を表現しよう
素直になろう
私は可愛くてナイスバディなのだから(!)
あと、女らしさなんて身につけちゃったら
あの愛人小娘なんて屁でもないわ
無理に演技するのではなく
ひねくれて出してあげれなかった私の中のやらかい部分を
怖がらずにだしてみよう
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