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2005年11月09日(水)  

春頃に芽生えた軽い恋心ともまた呼べぬような感情は
初夏〜秋にかけて水面下で起こってたさまざまなこともあって
とっくのとうに、枯れ果てたのかと思ってたよ。

けど、たかがた電話対応(しかも業務連絡)ごときで
一人、ひそかに舞い上がってるあたしが確かに居た。

自分のココロの矛先がわからないよ。

愛されたいと思うあまり、
甘い誘惑が手招きしている方へ流れてしまいそう。
自分の本心さえまだはっきりしてないこの感情だけで
甘い誘惑に背を向けられるほどあたしは強くない。

初夏〜秋にかけてあたしの知らぬ水面下で
事態はどんどん進行してだろう。
どんな方向かすらもあたしには見当がつかない。
元々、決して近いとは言えない距離だったけど
まだ頑張れば埋められたはずの距離は
数ヶ月の間にとんでもなく遠いものになっていたから。
そして、それを日々あたし自身が感じ取っていたから。
だから、深みに嵌ってしまう前に、
自分が深く傷つくだろうその前に
君を想うのはあきらめてしまおうと
君に対するこの感情すらも忘れてしまおうと
..........そう思った。

近頃じゃ、君の話をあのヒトから聞いても
その場だけでもフワリと笑ってすごせるようになってた。
ただの情報、世間話に近いくらいのレベルで聞けるようになってた。

そうなってたはずなのに
いとも簡単にグラついてしまったよ。

自分でもどうしたいのかわからない。
この感情も憧れなのかコイなのかそれすらも怪しい。

この感情を見極めようとしたこともあったけど
見極めようとすればするほど、
君を想う時間が増えてって
胸が痛くて苦しくなる時間が日増しに増えて
傍からみればどうでもいいような些細なことで一人頭を抱え込んで
............結局、余計混乱するだけだった。

今日、起きたことは、一過性のものだと信じたい。
ただの浮つきだと思いたい。
そうじゃなきゃ、これからタイムリミットまで
その半年間がきっとあたしには辛すぎる。

水面下で起こることはあたしには止められないから。
あのヒトが居る限り、きっと決して入ることの許されぬ集まりだから。


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