風が全てを吹き飛ばしてくれればよい雨が全てを洗い流してくれればよいそこに空はなくてつながっているものは何一つとしてないこのままこの道をまっすぐと進めば何が待っているのだろう?枯れた大地を潤すものもなく潤す手段を知らない泪は枯れ果てたそれでもまだ泣いているどうして泣くの?左手がまだ痛い熱を帯びた腕は悲しみの色生きている実感がここにある腕さえも泣いているまだ生きているまだ生きていける?