2002年03月15日(金) |
臨時朝礼+突然の自殺 |
遅刻ギリギリで登校すると 先生に臨時朝礼の存在を教えられ
先日言っていた不審者のことなのではないかと 友人と話しながら体育館に向かい校長の話を聞く。
「みなさんに、悲しいお知らせがあります。」
「2年○組の●●君(以下F)が 昨日の夜、自ら命を絶ちました。」
頭の中が真っ白になって 体が重くて でも心はどこか飛んでいってしまいそうで
立っているのが精一杯。
校長は少し辛そうに話を続けた。 「しかも昨日は、F君の14歳の誕生日でした」
涙は出なかった。出さなかった。 人前で泣きたくなかった。 だから、笑顔でいた。 でもいつのまにか、友人を抱きしめていた。
何処にも逝かないで、と言いながら。
Fとは、1年でクラスが同じになっただけで 特に多く話したわけでもなく 目立つタイプでもなかったので "知ってる人"程度の関係だったのに こんなに悔しかった。
「どうして」
頭の中をぐるぐる回ってる。
初めての身近な者の死。
自分は、未だ事実を受け止められていないかもしれない。
またふと思い出して泣いてしまうかもしれない。
でも絶対、死なない。
それだけは言える。
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