軽い話なんですが。
高校1年の夏休みの最終日に出会った、路上ライブ。 その秋頃から夢中になり、ファンサイトも作り、 週に1回のその4〜5時間のために、あの人達に会うために生きていた。
今年の4月、受験のために、部活と同時に"引退"することを決めた。 それでもやっぱり気になって、毎回30分だけ顔を出したりしていた。 そして今週、テストが終わったという理由で、久しぶりにゆっくりと聴きに行った。 そうして実感した。
いつの間にかあそこにうちの居場所は無くなっていて うちの帰る場所ではなくなっていた。
帰り道に涙が流れたけど、理由はわからなかった。 考えても考えても、本当は悲しくなんてなかった。 ただ、悲しくないことが寂しかった。怖かった。
時間が流れるものだということは知っていたけど うちの帰るべき場所はどこにいったんだろう。 無くて、生きていけるんだろうか。 どうしてうちは今生きていられるんだろう。
あの人達は今もすんごく良い人達なんですょ。 変わったのは、こっち。 信じていたものが崩れるって、こんなに怖いんですね。 人の心って。
時間が流れることは怖いです。少しだけ。 大人になんてなりたくないもの。 今のこの気持ちも、いつかは忘れてしまうんでしょ?
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