2017年04月02日(日) |
精霊の守り人 悲しき破壊神 |
 
「精霊の守り人」のシーズン2。シーズン1では、チャグム皇太子の用心棒を務めたバルサ(綾瀬はるか)。ある日、ロタ王国で蔑まれているタル人の兄妹チキサ(福山康平)とアスラ(鈴木梨央)に出会う。
アスラは母・トリーシア(壇蜜)を目の前で殺され、兵士たちをすべて死に至らせた。アスラの体内には破壊神・タルハマヤがいて、危機が迫ったりするとその場にいる人すべてを殺してしまうのだった。
アスラは命を狙われていて、バルサはアスラの用心棒となることにする。チャグムと同じものを感じ、放っておくことができなかったのだ。
アスラを利用しようとする者などから守るために全力を尽くすバルサ。
一方、成長したチャグム(板垣瑞生)は父の帝(藤原竜也)から危険な航海に出される。タルシュ帝国に欺かれているかもしれないと知りつつ、チャグムはおじで海軍大提督のトーサ(伊武雅刀)と船に乗るが、途中でロタ王国に寄り、国王のヨーサム(橋本さとし)と交流を深める。
しかし、やはりそれは罠で、トーサは船ごと炎上して海の藻屑となり、チャグムは囚われてしまった。チャグムはヨゴ人のヒュウゴ(鈴木亮平)に連れられて、タルシュ帝国の第二王子ラウル(高良健吾)と会う。
残忍で巧妙なラウルに父の帝を殺して、自分が帝となり、タルシュ帝国に忠誠を誓うように促されたチャグムは、新ヨゴ国への帰郷を許されるが、途中で海に飛び込み、死んだことにする。
バルサとチャグムの二人はまた会うことができるのか? そして、タルシュ王国の魔の手が伸びる中、新ヨゴ国、ロタ王国、カンバル王国はどのように立ち向かっていくのか?
相変わらず出演者が皆、演技がうまいくて見ごたえがある。特に伊武雅刀や高良健吾は同時期に「べっぴんさん」にも出ているのだが、全然こっちの方がいい!
鈴木梨央のアスラも熱演で、今後が楽しみな子役というか、女優かも。
セットや背景などもものすごい凝っていて、本当に素晴らしい映像世界で、さすがNHKという感じ。
いよいよシーズン3が2017年秋に始まり、それが最終章のようで、この先がとても気になる。
|