感想メモ

2018年02月04日(日) 千の扉  柴崎友香


柴崎由香 中央公論新社 2017

STORY:
夫の一俊と結婚し、新居に移るはずが、一俊の祖父・勝男が療養のために家を空けることになったため、都営住宅の祖父の家に住むことになった千歳。勝男に高橋さんを探すように頼まれて…。

感想:
 ちょっと思ってたのとは違って、あんまりおもしろくなかったかなー。

 主人公の千歳は、一俊となんとなーく結婚した感じで、二人の間にはあまり愛情みたいなものが感じられない。

 淡々と生活をしていく中で、千歳は勝男に頼まれた相手を探すのだが、これまた真剣とは言い難い感じ。

 この都営住宅は新宿の近くなのか、都心で交通は便利だけれど、何十年も経っているため、今では老人ばかりが住み、若者があまりいない。

 昔の内容が語られたり、現代に戻ったりするので、それもちょっとわかりにくく、乗れなかった原因かな。

 まあ、何よりも、私自身が小説をまとめてじっくり読む時間がなく、細切れで間をあけて読んでしまっているので、わかりにくい話だと、ちょっと対応が難しいせいかもしれない。


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