2002年07月06日(土) |
NEED OF DISCIPLINE |
大きな通りに面した某ファミレス前。 待ち合わせに少し早く着いた私は、 国道を絶え間なく流れる車の群れを見るともなしに見ている。
待つことは、待たせることほど嫌じゃない。 ただぽっかりと、時間の流れに身を任せて、 待っていればいい。 そうしていれば、相手がやってきて、 また、時間が流れ始める。
最後に会ってから、まだ一ヶ月もたっていないのに、 少しなつかしい。 バイタリティーあふれる、はつらつとしたお姿は相変わらずだ。
教員採用試験まで、あと一週間、 というわけで、 今日は以前お世話になった中学校の校長先生に、 面接の特訓をしていただくことになったのです。
「いやー、わりわりー。 道がこんじゃった。」
とても、校長先生らしくない校長先生。 本当に、いい意味で。 ざっくばらんで、熱心で、かざらなくって、勉強熱心。
今日の面接特訓も、私のほうからお願いするのが筋なのに、 気にかけてくださって、校長先生から提案してくださった。
過去の面接での質問例を使って、ポイント、 対策を教えてくださったんだけど、やってよかったあ。 こつがわかった! …気がする。
面接って、 あの、試されてるって感じがたまらないプレッシャーで、 自分の考えていることの半分も言葉にまとまらない 感じがする。 だから、「本番になったら、なんとかなるさ」 なんて、安易に考えて、 なるべく面接のことは考えないようにしてしまいそうだったけど、 やっぱり、特訓してもらうと、全然ちがう。
よかったやあ。
それにしても、思うのは、校長先生の勉強熱心さ。
今回も、「参考になると思って」 って、2冊の本を貸していただいたけど、 ほんとに、教育時事についての造けいが深い。
今、私は受験生だから、たくさんの資料に目を通したり、 勉強しているけど、果たして、教師生活30年たった時に、 校長先生のように勉強しつづけていられるか、 と自分に問い掛けてみると、あんまり自信ないなあ。
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