こんなことがあって、ちょっと考えてしまいました。
給食の時間に担任のない先生は職員室で給食の食卓を囲みます。 今日のメニューは超和食。 麦ご飯、でっかいいわしの丸干し、お味噌汁、ちくわの天ぷら、もやしのお浸し おじさん先生大喜び。 私も、大喜び。
教頭先生が、英会話の講師のクリスティンに言いました。 「クリスティン、これは、頭からまるごと食べるんです。まるごと!」 でも、さすがにニューヨーカーには抵抗があるらしくて、 「ゴメンナサイ、タベレナイ」って。
「頭にたくさん栄養があるんですよね。 DHAとか。 私も、さっき、小学校2年生のクラスで、『頭から食べましょう』って、言ってきたところなんですよ。…でも、にがいし、子どもには食べにくいでしょうね。 実はそういう私も、やっぱり頭から丸ごとは食べられないなあ」 って、養護の先生が。 「おいおい、先生、そんなんじゃ、指導できないじゃない。 食べてみなって。」 って、教頭先生は笑いながら勧めました。
養護の先生、「そうですよねえ。栄養あるんですよねえ。私も小学生に食べるようにって言ったんです」 にこにこしながら、頑として食べませんでした。
そんなふうにして、人の勧めを、悪びれず断っちゃうんですね! ええ〜〜!って、思っちゃいました。 私だったら、そんなふうに勧められたら、とりあえず、トライだけでもしてみると思うんですけど。
大袈裟なのかもしれないけれど、この先生みたいに、いつも笑っていて、ものごしがやわらかで、愛敬があるけれど、じつはすごく頑固、みたいな女の人を、最近よく見かけます。 私はそのたびに、 「ずるいんじゃない?」 って思ってしまうのです。 私には、「にこにこ笑っていれば、嫌なことは周りの人が気遣って何とかしてくれるんじゃないか」っていう甘えに見えちゃう。 柔和なふりして、人の意見には耳を貸さない。 自分の中で完結しちゃってる。
「先生、新しいタウンページが配られて、古いの回収しますよね。 これうちのなんですけど、学校のを回収するときに、一緒に出してくれませんか? ね?たった一冊のために業者さんに取りに来てもらっても悪いし。」 なんて、腰の低いお願いでありながら有無を言わさない口調。
私がもし、 「いやですよ!そんなの公私混同しないでください。 業者さんに気を遣うならば、私が古いタウンページを10数冊も取りまとめる苦労を気遣ってほしいんですけど」 って、言ったら、どうなるんだろ?
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