今行っている学校は、村からの協力が厚くて、いろいろと個性的な教育がなされている。 英会話もその一つで、AETとは別に、英会話の授業を設けている。 その講師のクリスティンと、一緒に給食を食べるうちに仲良しになって、家に遊びにおいでって話しになった。
今日、学校が終わって、地図を頼りに車で出発しました。 実を言うと、ずっと学校と家の往復ばかりで、全然学校付近を見て歩いたことがなくって、クリスティンの家周辺も、まったくの初めて。 でも、まあ、なんとかなるべえ、という、いつもの「親譲りの無鉄砲」です。 8時近くなって、あたりは真っ暗、折からの冬型の天候で、吹雪き始めてきていましたが、がんがん道を分け入っていきました。
でも、あれ? おかしいなあ? そろそろ着くはずなんだけど、道は細くなるばかり、人里離れて行くばかり。 「これは、迷ったぞ、もどりましょう」 しかし、Uターンもままならない小道ですぞ。 バックオーライ、バックオーライ
きゅうううきゅるきゅるきゅる…
ええー!ちょ。ちょっと待って。 タイヤが空まわって、うんともすんとも動きませんぞ。
えーとえーとえーと。 うーんとうーんと。 落ち着けわたしー。冷静になれー。
そうだ!救助を呼ぼう。 け、携帯電話。
がーん。 電池、あとひとつしかないじゃーん…。 この電池がなくなるまでに助けを呼ばなければー!!
ぴろりろりーん♪ 「もしもしー、きよこー? 久しぶり♪最近どうなのよ。」
OH MY GOD!! ごめん、久しぶりのところマジ悪いんだけど、今遭難していてさ。 ほんと、ごめん、そんな電池がさなくてさ、また、電話するから。じゃ、じゃ!! 「ええ、遭難って、何!ねえねえ…」ぷち。
電池がないんだよー。 えっと、えっと、教頭先生 「きよこ先生?遭難? まいったなあー。どうしたらいいかなー。いやー、もう一杯飲んじまってー」
えーんえーん。 こんなことなら、先生の電話番号全員メモリーに入れておけばよかったよー!
8時半にもなりそうだけど、ひょっとして、まだ学校に先生いるかな?
「あれ、きよこ先生どうしたの?」
わー!先生!よかったー!えーんえーん。
「うんうん、わかった。助けに行くから、どこにいるか教えて」
それから、1時間半ようやく救出されました。
はあ、無鉄砲もほどほどに。
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