きよこの日記

2004年07月26日(月) 体内時計の秒針

一学期が終わります。
一学期はひたすら足元を見ながら一歩ずつ進むマラソンのようでした。
とにかくその瞬間その瞬間を実直にちまちまと歩を進めることに苦心して、ふと目を上げるとゴールテープが目の前にあった、というような感じ。

とにかく、なんとか、ゴールです。
そして、私はようやく自分の直面している問題が何なのかがわかってきた気がします。

私のストレスは時間への強迫観念です。

教師の一日は分刻みです。

朝7時30分から夕方6時30分までのすべての瞬間に自分がどこにいて何をすべき時なのかが決められています。
例えば8時10分から職員室で連絡があって、20分に教室へ行って朝読書と学活。
そして、8時50分から一時間目。という具合。
授業の中でも50分の中で始めの3分で導入をして・・・というように組み立てます。

言ってみれば、何を為すかということよりも、どうこなすかということのほうが重要なのです。

もちろん、時間に正確に中身の濃い時間が作り出せれば言うことなしなのですが、どちらかを優先しなければならない時には、うまくたちまわる器用さが重視されているように思います。
そして私は時間に縛られるのが苦手です。
子どもの頃から遅刻の常習犯でした。
それどころか電車やバスに乗り遅れたことも数知れず。
時計も持ちません。

そんな私にとって “5分前行動”の日常はストレスです。
体内時計が過敏になりすぎて、分刻みどころか、秒単位でわかるようになってきました。

まったく、せこせこしていて嫌になります。
でも、待ちに待った夏休み!

お昼寝したら翌朝だった、ぐらいのアバウトさで過ごしてやります。


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