サズカリ おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)
かいのサッカー、全国大会に至る公式試合、今日は稲城市内予選の2戦目。
グループ3チーム総当りで、先週2試合が1×1で引き分けているので、今日勝った方が予選突破である。が、これまでの対戦成績から言うと、なかなか勝つのは厳しい相手なのだ。
実はチームの中でかいを邪険にするヤツがいて、かいはときどき落ち込んで行くのを嫌がることがある。今日も「行きたくないなあ」と(だめ元で)言っているので、「かい、チームはかいを必要としてるんだよ。必要とされるって、すごいことなんだよ。」と励まして、一緒に「チームでまとまって戦えますように」とお祈りしてから送り出した。
夕方、応援に行ったママとかいが興奮して帰ってきた。
「勝ったよ!」
3×1で勝ち、かいは1PKゲット、1アシストと活躍したのだった。
見ていたママによると、PKをもらったときは、ドリブルでペナルティエリアに切り込んだかいに相手が足をかけ、かいが「フィギュアスケートみたいに」宙を舞ってもんどりうったらしい。
ママたちが「きゃああああ! かいくうううううん!!」と黄色い声をあげ、「PKだ!、かいくんがPKもらった!!」と大興奮だったそうだ。
PKはキャプテンが落ち着いて決めて決勝点の2点目をあげた。(「緊張した?」の問いに「どっちに蹴ろうかなって考えてた」の余裕)
見た目すごく派手に倒れたかいであったが、実はいつも家でママの足に「わざと」引っかかって大げさに倒れてみせるのを実戦でやってみただけであった。(でも、実際相手の足がかかったのだからシミュレーションではない、念のため。)
そしてアシストのほうはというと、そのいつも邪険にするヤツが3点目を決めてくれて、「ナイスプレー」と声をかけてくれたというではないか。
神様は、こんな形で祈りに答えてくださる方なんだねえ、とかいとしみじみと語りあったのであった。感謝。
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