くまま 読みの日記
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2002年04月25日(木) 縦書きの文字 クレーン

「赤ちゃんに読みをどう教えるか」の本では、読みのカードの書き方の例が、横書きになっている。文章では縦、横どちらでも、と書いてはあるが、イラストの与えるイメージの影響は大きい。

私はタメライモせず、横書きでスタートした。
第一、私はただでさえ「字を書く」ということが、字が汚いという明確な理由から嫌いで、特に縦書きは苦手だ。

でも、しばらく進めるにつれ、失敗した! と思った。

教科書始め、小説、その他、日本語の出版物は、雑誌でさえ縦書きなのだ。

縦横、どちらでやってもどちらも読めるようになる、とあったが、それは本当に「文章スラスラ読める」ようになってからの話しだろうから、縦書きでスタートした方が、既成の本には近道だったのではと思ったからだ。

でも実際は始めており、一貫性を持って教えることは重要であったので、そのまま横書きで進めている。
だって、縦書きするのは横書き以上に苦手だし;;;

でも、やっぱりどっちでも良かったのだ。

図書館で空神が引っ張り出してくる本は、必ずと言ってよいほど、乗り物の本。
背表紙には絵はないので、彼は、乗り物の名前だと読み、あるいは推察して、それらの本を引っ張り出して来ていたのだ。

初めて「え?」と思ったのは、「機関車」という文字が太く大きく書かれた、トーマスの原作の本だった。
自分で届かなかったので、私に取るようにせがんだのだけど、その希望ははっきりとその「機関車」の文字のある本だった。
でも、その時はまさか、と思っていた。

今日、枕もとに積み上げた本を見て、「どれ読む?」と聞いたら、「くえん」と言って、1冊の本を山から引き抜こうとした。
それは、「クレーン クレーン」という私の大好きな鈴木まもる氏の絵の、クレーン車の絵本だ。

「クレーン」が読めるのは知っていた。
ちょうど今日、布団に駐車場ゲーム用のカードが落ちていて、裏に空神が書いた絵が書いてあったので、「これ何?」と聞いたら、「カアカア(鳥)」だと言う。

昨日から、駐車場ゲームのカードにいろいろ書き始めて、切っ掛けは、「鳥」のカードの裏に、鳥の絵がなかったからだった。
だから、鳥のカードの裏に書いたのを覚えていたのだろう。

でも、私は違うと思った。
昨日書いていた鳥と違うし、オレンジで、長ーーーい「つ」みたいのが書いてある。
これは昨日、空神に「クレーン書いて」って言ったら書いてくれたものと同じだ。
案の定、カードは「クレーン車」だった。

「鳥じゃないみたいだよ」と言ったら、ちょっとして、「くえん」と言った。
ちゃんと読めてるじゃん♪

と言うわけで、「クレーン」が読めるのは知っていたけれど、本の背表紙は縦書き。

これはもう、縦書きも横書きも関係なく読めているとしか思えない。

スキー場での、「消火器」もそうだった。

これだけ重なると、ちょっと「偶然」というのは、もはや空神に失礼だろう。
ちゃんと読めてるんだねえ。

口に出せる言葉が増えてきて、ああ、読めているんだと実感することが多くなった。
逆につい試して読ませたくなったりするので、良し悪しだけれど。

クーちゃんに本を読んでもらえる日が、待ち遠しいなあ!


ところで、歯磨きに続いて書いたのは寝る前にすることの本で、中に片付け、歯磨きが入っている。
それまで片付けたこともない(やらせたこともない;)空神が、ちゃんとお片づけして、「あ〜〜ん、い〜〜〜〜」って歯磨きさせてくれて、本をイッパイ読んで寝る。
寝る前に片付けて歯磨きさせる空神を見て、今日パパの前で、「こんな良い子で、本当にうちの子か」と言った。
ただでさえ、「なあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜んて可愛いの♪」「なあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜んてお利口さん♪」を、日に何十回も聞いて横でシラケテいるので、輪をかけて呆れていたことだろう  ̄▽ ̄;
だって私が親ばかなんじゃなくて、それが空神の事実なんだから仕方ないのよんっ


今日は衣替えしていたら、隠しておいたプラレールを見つけられて、前はすぐ捕まえちゃったりしてたけど、ちゃんと延々走らせて、一日中走行音が響いていた。
音嫌いの母が良く耐えていると思う。
お疲れ様、新幹線・・・・・・









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