くまま 読みの日記
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深谷のマミーへ行って、2階の百円均一で、買い物した。
キラキラ光る黄色のと、ピンクのローラーがあったので、渡してやって持って歩いていたものの、飛行機を見つけて、「これいらない」とローラーを私へつき返したので、飛行機を買って帰った。
が、夜になって、ひととなり遊び飽きた頃、「ローラー開けるの」と言い出した。
「空神君が、いらないって言ったから、飛行機買ってきたでしょ。ローラーは買って来なかったよ。」と言うが「ローラーほしいの」と泣き出した。 「車の引き出しに、セッタンが買ってくれた黄色のローラーがあるよ、あれで遊ぼうか?」と言っても、 「また行こうね、そしたら買おうね。」と言っても、パパが「また行こうな」と言っても、 「お店のがいいの。ピンクのと黄色の」 と言って、モハヤ吐かんばかりに泣く。
「無いもんは無い!」と叱って終えてしまいたい気持ちをぐっと堪えて、自分のことを思い出す。
実は昔、とっても欲しい2ピースがあって、すごくほしくて、買わなかったんだけどほしくって、その話をしたら、次の日、母が買ってきておいてくれたことがあった。 でも、それって、ほしかったのと非常に近かったんだけど、フロントのボタンに、ダブルとシングルの違いがあって、折角忙しい中、喜ばせようと行ってくれた(家からは遠いお店だったのにね)んだけど、子供みたいに、泣いたのよね〜。 しかも、気持ちは本当に嬉しかったんだけど、違うって怒り泣きみたいになっちゃった手前、「ありがとう」ととうとう言えなかった。 何か、次の日、交換に行ってくれたような気がするけど、どうだったんだっけなあ。 今でも、サイズ的にちょっと着れないんだけど、タンスに季節を問わず入っている。
欲しいんだから、泣かすくらいさせてやらないと、詰まってしまう、可哀相だ。 そう思って、 「そうか、ローラーも欲しかったんだね。でも空神はいらないってママに渡したんだよ。それで、飛行機買ったんでしょ? だから、買わなかったんだよ。ローラー、じゃあ、棚に返すね、って言わなかったから、買ったと思っていたなら、ゴメンネ。」
あんまり泣き止まないので、またお化けが登場; 「ほら、空神がそんなに泣いてるから、お化けが皆心配して見に来てるよ。歯磨きお化けも、痒い痒いお化けも、イタイイタイお化けも、皆向こうの屋根に来て、空神くんがおうちが嫌みたいだから、お化けの国へ連れて行こうかなって言ってるよ。嫌だね、空神くんはおうちがいいよね」 やっと泣き止む。
が、今度は「泣いちゃったの」と泣く。
「でも空神くんが、ちゃんとお話してくれたから、パパもママもちゃんと、空神はローラーが欲しいから泣いてるって、分かったよ。空神はローラーが欲しかったから泣いちゃったんだよね。良いんだよ、泣いちゃっても。皆泣いちゃう時はあるんだよ」
結局、泣き止ましてくれたのは「飴」だった ーー;
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「うんこが出ちゃうの」 と言い出したものの、トイレはパパに占拠されていた。 慌てて物置からオマルを引っ張り出して、ダメ元で座らせた。 「出そう?」 「出ない」 やっぱりね; 「・・・出そう」
頑張って立派なのが出て、しかもトイレと違ってうんこさんの全身像を見られて、空神は大満足。
またオマルでするんだそうだ。
始めてオマルがオマルの役をした日でした。
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