■2002年09月13日(金)
― なごみ系? ―
BBSにも書いたけど、今週半ばは高熱でダウン。月、木、金曜しか会社に行かなかったので、一週間があっというま! 最初は市販薬で治すつもりだったのに、熱はなかなか下がらない。市販薬はあきらめて、近所の病院で診察してもらうため重い腰をあげた。 入ってみると、そこは古い木造の一軒家のような病院で、床も柱もキシキシと音をたてていた。受付には、何かを過去に忘れたまんま時間が過ぎちゃったかのような雰囲気のおじいさんが白衣を着て ぽつーん とたたずんでいた。 「えーと、初めてなんですけど」「そ。じゃ、ちょっと待ってて」 おじいさんがいなくなったので、このヒトが先生なのかと思ったら、呼ばれて診察室に入るとさらにもっとおじいさんな先生がいた! 「あー、どうしたの」「熱がなかなか下がらないんです」「あー、ちょっと口、開けて。あー、これ扁桃腺が白く腫れてるねえ。これ、当分熱さがんないよ、明日の晩まで。扁桃腺は4日間腫れて治る!」 この「明日の晩まで」とか「4日間腫れて治る」とか数字の具体性とその自信はなんなんだ?予言者みたいだな。ビックリした。 さらにお医者さんは、私のお腹にちょっと手を当てて「あー、胃が全然消化してないねぇ」。肩に手を置いて「あー、あなた視力悪いでしょう!ずいぶん張ってるねー」。下腹部に手をやって「便秘してるでしょー」。その言葉、全て当たってた! 熱は先生の予言通 りに下がった。あと扁桃腺の予言が当たるかどうかは明日にでも分かる。 ボロボロの病院だったのでちょっとヤブかと最初思ったけど、さすが「おじいさん先生」、年の功かしらお見事だわ!と感心しちゃった。ここの病院、看護婦さんも「おばあさん」。でも親切でとても優しかった。若い看護婦さんのように事務的な雰囲気が全くなくて…。 久々の「内科医訪問」、こんなカンジでけっこう楽しかったです。
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