■2003年02月04日(火)
― タイのおじさん5 & 予知能力? ―
(4より続く) 飛行機が少しづつ高度を下げ始め、もうすぐバンコク到着。でもおじさんの親切攻撃(?)はまだ続く…。ミントのキャンディを「コレをなめなさい」とくれたんだけど、私、ミント味ってニガテで食べられないの。「ノーサンキュー!」って笑顔で返事するんだけど、私の手をひっぱってキャンデイを握らせようとするの。どうしよう、コレきらいって言ったほうがいいのかなぁ…なんて迷っていると「どうして食べないの?リラックスできるよ、食べなさい!」って何度も言われて、しかたなく心の中で泣きながらキャンディをなめなめ…。 でも到着間際、「コレは、中国で買った幸福になれると言われているブレスレットだよ。旅の安全を願ってキミにあげるよ」と、かわいいブレスレットをプレゼントしてくれた時は、やはり感動してしまった。おじさんの親切攻撃には正直困ったけど、ホントにいいヒトなんだなぁ。おじさんアリガトウ、英語は全然わからないけど、おじさんの親切なキモチはちゃんとわかっているからね…。そして私たちはドンムアン空港でお別れした。 機内で後方の席にいたKIMOとやっと再会。税関を抜けて空港出口にはホテルのお迎えのリムジンが来ているはずなんだけど…、あれ?いない? 何度か周囲を見回してもそれらしきモノはいなかった。困った私とKIMOは、タクシー案内カウンターらしき場所で問い合わせてみることにした。すると、その近くには見慣れた顔が…、あ!さっきのおじさんだ! そうだ!リムジンの乗り場を知っているか、おじさんに聞いてみよう。おじさんに「リムジンお迎え付き」と英語で記載されているホテルのバウチャー券を見せて、事情を説明すると、おじさんはさっそく案内カウンターで問い合わせてくれた。どうやら、リムジンは予約制ではなかったことが判明。それなら普通のタクシーのほうが安いので、私たちはタクシーでホテルに向かうことに。 おじさんはホテルのバウチャー券を見ながら「メリディアン・プレジデントに泊まるの?いいホテルに泊まるんだねぇ」なんて言ってたよ。おじさんと思わぬ再会だったけど、コレで本当にお別れ。おじさんに手を振って私たちは空港をあとにした。 〈この続きはまた後日!〉
スペースシャトルの墜落、驚いた。でも、以前のチャレンジャー墜落の時のほうが、私にとってはもっと衝撃的な出来事だったの。なぜかというと、私はあの墜落事故を予知していたのだ!…というと大げさなんだけど。 日航ジャンボ機事故がその数年前に起こったんだよね。例のチャレンジャー打ち上げのとき、私はソレをふと思い出したの。そして「そういえば。スペースシャトルって事故とか墜落ってしたことないよなぁ。やっぱすごく安全管理がしっかりしてるんだろうな」なんて思ったら!……シャトルは落ちてしまった。テレビ画面を見ながら、自分がこわくなったよ。 でも予知(コレを予知といってもいいのか?)はこれっきり。私は予知能力という超能力はもってなかったってコトね。でも、悲しいコトや大惨事は予知したくないよね。
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