■2003年06月23日(月)
― はかなくて たいせつな・・・ ―
●この週末は、BFと箱根へ。 私たち2人の仕事は、一緒に長い休みをとることが難しい。だからなおさら今回のような1泊旅でも、楽しみ。数日前から、まるで遠足に行くコドモのようにわくわく…。 忙しい毎日だからこそ、自然の中でのんびりしたい。今回の宿は、木々に囲まれた古くて静かな旅館を選んだよ。 一般道からさらに宿専用のロープウエイで山を下って行く。お部屋から景色を眺めると、深い緑が目に飛び込んでくる。まるで森林浴をしているような気分。 露天のお風呂で山々の緑を満喫できるし、近くには川もあってせせらぎの音が、耳に、ココロに、キモチイイ。 夜になると、川にホタルが現れる。ホタルを見たかったのも、この旅館を選んだ理由のひとつ。 20時ごろ。窓辺に立って外を見ると…見つけた!森や川の周囲を3つほどのホタルの光が動いてる! もっとたくさんの光が飛び交うのかと予想していたのだけど、ホタルの数は意外に少なかったの。でもそれだけに、はかなくて大切なもののような美しい光だったよ。 夜の闇の中、ひとすじの光がすぅっと現れると、なんだかそれが「奇跡」みたいに思えてきて…。かなり神秘的だった。BFは「流れ星みたいだ」って。 自然の少ないヨコハマで暮らす私たちのような者にとって、ホタルを見られるチャンスなんて一生のうちにあるかないかだよね。そんな貴重な時間や体験をBFとわかちあえたこと、素晴らしかったよ。
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