■2006年10月11日(水)
― ラスト・ラン ―
行ってきました、秋晴れの鈴鹿サーキット!青空の下でF1日本GP観戦!…実は土曜日の予選の最後のほうで、ポツポツと小雨が降ったんだけどね…。でも決勝日の日曜日はいいお天気! 初めて鈴鹿に行った去年は、そこらじゅうキョロキョロ見回しては写真を撮ったり、各チームのオフィシャルグッズ・ショッピングに夢中になったり、隣接しているボウリング場でゲームしたり、そうこうしているうちにレースの時間が近づいて慌てて自分の席に向かったり…と、まるでお上りさん状態だったけど、観戦2年目の今年は余裕たっぷり。 …というわけで、撮った写真も少なめですが…↓

↑ホンダのブース。大混雑!


↑BMWザウバーとフェラーリのマシンの展示。

↑鈴鹿サーキットといえば、HONDA。HONDAといえばASIMO!アシモくんのイベントもやってたよ。動きが愛らしいのだ。
決勝観戦前に、イベント目当てで今年もボウリングをやったの。イベントは「200点アップでF1グッズプレゼント、ストライク1回につきジュース1本プレゼント」という2ゲームオンリーのチャレンジゲーム。私もBFもストライクはまあまあ出せてジュースを12本もゲットしたものの、200点アップはできなかった。残念!
ボウリング後は、いよいよドライバーズパレードが始まる。自分の席に移動しなくちゃ。広大なサーキットは、正面ゲートから第一コーナー付近の観戦席まで行くのだけでも徒歩約1時間はかかる。特に今年の鈴鹿の決勝日は過去20年間で最多、16万人の観客でもうホントにヒトだらけ。その混雑の中、自分の席に辿り着くまでが一苦労。 なんとかパレード直前で自分の席(第一コーナーが良く見えるF2席)に到着。パレードは、ドライバーたちがクラシックカーに乗って登場する。どのドライバーも観客席に笑顔で手を振っているのに、アロンソだけは手も振らずにぶすっとしている。愛想のない若造め!
ドライバーズポイント争いでは、ミハエルとアロンソが僅差で戦っている今年のF1。私は特にミハエルの大ファンではないけれど、相手がアロンソとなると話は違う。38歳のミハエル、25歳のアロンソ…自分と同年代のミハエルを応援したくなるのが人情ってものよね。 ミハエルは今年いっぱいでF1を引退する。だから今日は鈴鹿でのラスト・ラン。そして、鈴鹿サーキットでのF1開催も、(とりあえずは)今年で最後。鈴鹿でミハエルの最後の勇姿とチェッカーを受ける瞬間を見てみたい!!!
でもその希望は散ってしまったの。順調にトップを快走していたミハエルだったのに、2度目のピットイン後にエンジントラブルに見舞われてリタイア。その瞬間、サーキット中に大きなどよめきが起こった。 悔しかっただろうに…。でも、その後、フェラーリのスタッフたちに笑顔で感謝を表しているミハエルの姿がオーロラビジョンにちらっと映し出されて、それを見てちょっぴり感動。リタイアは残念だけど後味はさわやかだった。
レース終了後。祭りが終わってしまったさびしさが漂うスタンド。でも秋晴れの夕空はとってもおだやかで清々しかったよ。私はスタンドに向かって「鈴鹿、アリガトウ!」って大きな声で言って、それからサーキットを後にした。 いつかまた、ここでF1のレースが観られますように…!
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