闇夜の風呂に入って、身体のゆがみや痛み、呼吸を確認します
ごちゃごちゃと五月蝿い人々の間で蔑(ないがし)ろにされている肉体的無意識の声無き声を聞きます
この身体はわたしのものではないから、メンテナンスやリフレッシュが必要です
同じ様にこの世界のいかなる物、人、形、いいえ聖書や古事記の中の事柄までもが私のものなのです
富士山を三歩ほど歩かせるのも可能なら、日本海にロシアが廃棄した原子力潜水艦の状態も判るのです
この様態は常にリセットされつづけなえればならないのが残念です
いつでも闇夜の風呂に入ってリフレッシュしなければならないのが残念です
残念ですが、逆に観れば常に新しい、毎日新しい、毎年新しいということです
そして過去現在未来の全ての物事へと私の心が広がっていく
ニーチェの永劫回帰のうがった見方でしょう
自他不二の偏った捉え方でしょう
私のささやかな考えでしょう
目を開けると闇夜の風呂には満天の夜空にすっかりと覆われていました