判っているさ こうして全て蕩尽してきたのを こうして生産もしてこなかったのを 解っているさ 永劫何も積み上げられないのを 永劫は永遠も一瞬も同じになるのを 分っているさ 虚しさにも喜怒哀楽もないのを 虚しさにも何ものにも縋れないのを注記:「蕩尽(とうじん)」はG・バタイユの文脈でお読み下さい。