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「 人類の幸せ不幸せ 」
2009年12月03日(木)



 その日に待ち合わせに行くと不機嫌だったんですね。
 珍しいことで、3ヶ月目で始めてのことなんですよ。顔が険しくて目がとがっているんです。言葉の調子も中々下痢気味でして。

 翌日振り返ってみると、後頭部の凝りや当時のトラブルが原因だったのですが、まあ、普通の男なら逆に怒ってしまうでしょうね。
 「昨日はそういう話でまとまっていたじゃないか」
 「なんで自分で思い込んだことを押し付けてくるんだ」
 って。

 でもね、これって女性が気を許した相手だから感情をぶつける、というのを知っていれば受け止められるんですよね。
 「うるさい」とか「なんでそんなことを言うんだ」とか「自分を大切にしろ」とか「俺を大切に思っていないのか」なんていうと、

 「あなたは私を理解してくれていない」
 
 と切り返される訳です。
 男は「言葉を大切にする生き物」だから、頭にくるのは「男」だからなんですよ。女は「感情を大切にする生き物」だから、頭にきたことをぶちまける。

 これって「男」VS「女」
 ですよね。
 「私」VS「あなた」
 じゃない訳です。

 「男」であることは生まれながらにして与えられているのに、どうして「男」と「女」であることは生まれながらにして与えられないのでしょう。どうして生まれた後に獲得するようになっているのでしょうね。
 これが無くなれば、凄く時間が空いて来て、みんな幸せになれると思うんですけれどもね。いや、もっと深い幸せを人類に分け与えられる、という方がいいでしょうか。

 どうしてだと思いますか?


 話の長いおっちゃんやね、あんたぁ
 そんなん決まりきっとるやんけ〜ぇ
 


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