僕はこの世界の現実を生きていない。 この世界の現実に僕の夢や幻想を織り交ぜている。 現実の生々しさ、激しさ、もがき、苦しみを感じられないじゃないか。 僕はこの世界の現実を生きていない。 僕がこの世界の誰かのためにいきる、などという、哲学者宗教や思想や文化に誤魔化されているのだ。 どうしようもなく どうしようもない もどかしさ、もぞかしさ、インフルエンザや風邪の時だけなのだ。 僕はまたこの世界の現実を生きない。