惑わず、ではなく、惑えぬ、である闘争の炎で不安を焦がし老化の不安で死命を数え不安の数が社会的地位で減らされ公的意識の広がりが私を滅して減る不安惑わず、ではなく、惑えぬ陥穽が待っているのだ付記:陥穽(かんせい)とは落とし穴のこと。蓋で見えない穽(おとしあな)がそれぞれの年齢で待っている。その落とし穴にはまり「惑わぬ」になると考える。自らの実力の向上、意図の結果の「惑わず」ではなく、落とし穴にはまり「惑えず」に陥っている、と。