朝食後のトイレを出ようとする 扉の外の子供達のはしゃぐ声、声、声 会話になっていない世界が広がっている 「さあて、また義務を果たしにいくか」 と想うが良い 「また、一緒に居られる有り難いなぁ」 と想うが良い 「孤独な死にゆく私の不安を振り払う装置へ入ろうか」 と想うが良い どの想いでも選べる、という自由だけは与えられているのだから。