狭い敷地の隣との境界に植えた 沈丁花が満開で芳香を放っている この花は何気に母を偲ばせる 子どもの頃 住んでいた家にひっそり咲いていたからだろう 今年はチュウリップを植え損なったので物足りない気はするが それでも もうじき 雪柳も咲く かすかに 石鹸の香りがするこの花も母を思いださせる 白い花びらがハラハラと散る様は 桜とは違った悲しさがある 花は美しいけれど 何故か悲しい (こんなことを思うのは私だけだろうか・・) これで 山吹があれば あの頃の母に会えるだろうか・・
ふくいくと 母の香りの 沈丁花
伝わらぬ想い抑えて 花を見る
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