朝 7時の開門にあわせるようにハスの花を見に行く。 カメラの三脚を持った中高年の男性の姿が多い。 それにしても 美しい! ハスの花にもいろんな名前があって、バージニァという品種が8年ぶりに白い花をつけたとかで住職らしい方が説明やら、拝観料の徴収やらに忙しそう。 雨がひと休みの曇り空で梅雨の最中とは思えないようなすがすがしい空気で、ひとときこころの洗濯をしたような思いでいる。
お寺にあった万葉集の歌碑
大き海の 水底深く 思いつつ 裳引き平しし 菅原の里
作者は 藤原宿奈麿(ふじわらのすくなまろ)の妻とされている石川郎女(いしかわのいらつめ)
昔は一夫多妻で通い婚だった。 菅原の里で住まいしてご亭主の訪れを、例えるならあの大きな海の深い水底全部くらいまで思っていますのにあなたは若い妻のところへ通われているのかおいでになってくださいません。衣のすそを引きずってでこぼこ道が平になるくらい様子を見に出ておりますのに・・。 (住職・談)
愛しい人を思う気持ちは昔も今も変わりがないようで・・・。 (夫婦のみならず親が子を思い、子も・・・)
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