8月の末に本当にささやかな父の7回忌を済ませたので、今までとってあったこまごましたものを捨てようと思っている 入所していた施設や入院代金とか葬儀費用の明細とか・・ 二人も弟がいるのに 私の家で密葬したのでダンナの親兄弟に何か言われるんじゃないかとずいぶん気がもめたことも昨日のように思われる 私の両親が熟年離婚したことは伏せてあったから、そっちのほうも気にかかった その時は母も意識不明の状態で入院してたから、父の葬儀に母が居なくても何も言われることはなかったけれど・・
几帳面だった父は自分の記録はメモ書きにしていた 就業記録とか軍隊の入隊、除隊記録もあった 終戦で佐世保に帰還したことも書いてあった それらのメモは実は散骨した時に一緒に海に流した 胴骨といわれる大きい骨はお寺に納め、胸骨といわれる小さい骨を散骨したのだ それは父の長い間の願望だった 骨を海か川に流すことは「葬式はせんでもいいし、墓もいらん」と言った父の心底の願いだった 2000年の5月の海は雲ひとつなく澄んだ青空が目に沁みた あの海へいつか本当の墓参りに行きたい・・と思う
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