| 2003年02月15日(土) |
時事・ギリシャとニューヨークの法律 |
>ギリシャ法第3037条
ギリシャで2002年7月に施行された、外国からの訪問者にも適用される、公共および私的な場所への「電子機器とソフトウェア」で動く電子ゲームの持ち込みと利用を禁止した法律。「ギリシャ法第3037条」に違反すると、違反者は5000〜7万5000ユーロ(約58万〜873万円)の罰金か、1〜12ヵ月の拘禁刑に処せられるということである。本来は違法ギャンブルの防止のために施行されたようであるが、とんでもない法律が施行されたということで、ギリシャのゲーム・コミュニティ「ゲームランド(Gameland)」が、この禁止法についてのニュースサービスと反対の署名集めを開始し、さらに法律の英訳と、世界中からの応援メッセージを掲載した。 (ヤフーニュースのリンクより)
これに対するコメントはただ一つ。 「失礼ですが閣下のおっしゃりようは火事の原因になるということで火そのものを否定しているように思えます。」(byヤン=ウェンリー)
裁判所が違憲といいEUが抗議しても政府は合法で通してるんだそうだ。 ギリシャもよくわからんなあ。というか、 子供の頃は政治家って賢い人がなるんだと思ってたなあ。 あの頃はピュアだった・・・何せホモの存在も知らんかった・・・(遠い目(笑))
>携帯が鳴ると罰金50ドル
という条例がニューヨークで成立したそうな。コンサート、映画、演劇、講演、舞踊公演、博物館、図書館、画廊に適用される。・・・個人的には博物館と画廊はちょっと除外してもいいんじゃないかとは思うが。
ちなみにCTIAのトム・ウィーラー会長のコメント。 「携帯電話の使用の他にも、思いやりに欠ける行動になりかねない事例は数多くある。公演中に話したり、勝手なときに大声で歌ったり、飴や咳止めドロップなどの包装を開けたり、さらには咳やアレルギーといった症状があるときに公演会場を訪れることでさえ迷惑になる。目標がどんなに賞賛に値することであっても、市が礼儀や常識を法制化してはいけない」
・・・これに関しては、基本的に条例賛成。500ドル取ってもいいと思う。
んが、私はコンサートや演劇、映画などそれなりに行っているが、一度たりとも携帯が鳴った事件に遭遇したことがない。大体演劇など見てるときに電話なんて出れるわけないだろう。ソレに集中しまくってんだから!と思うのだが演劇開始のときにものすごく念入りに注意されるところを見ると、やっぱり多いんだろうか。自分も嫌だし迷惑になると分かりきってるなら普通電源切って鑑賞するよなあ・・・。そーゆー趣味の人なら常識中の常識、と思ってるのでブロードウェイで条例にせにゃならんほどに携帯が鳴るのって結構不思議。でも別に演劇に興味のない観光客とかとりあえず来ただけの一見さんとかがやるのかもしれないのでそういう所の方が被害が大きいのかもしれない。ううむ。
会長さんの意見ももっともだが、その常識を知らない人に叩き込むには有効な手段じゃないかと思う。だって鳴ってしまった着信音は携帯持ち主が叩き出されようがどうしようが消せないんだから、そう考えれば安い安い。公共の迷惑料ということで。
でももっといいのはそういう所が圏外になるように建物をどうにかすることだとは思う。要は鳴らなきゃいいのだ。鳴らなきゃ。(観客視点)
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