私は結構、本つくりには歌を使う方である。 歌から思いついたわけではないが、歌詞が話基本になる作りをすることが多い。そういう場合は本のタイトルも歌と同じになる。
が、最近は使っても「参考」程度で、使わないことも多くなってきた。
今回の本も全く「歌」は関係なかった。が、ラストページが実はちょっと構成的に寂しくなってしまい、さりとて言葉を入れても何となくそぐわず、とはいってもページを増やすのも消化不良を招く、という状態になってしまって、その状態でちょっと鬱鬱していたら、何となく思い出した歌があって、それを入れてみた・・・ら、とりあえずこれでいっかなあ的には落ち着いた、という。
「バッチリ!これがイメージ!」というコンセプトではないため、こんな使い方をしてよいものなのか(笑)とちょっと悩まなくもない。「何となく」の「死のイメージに直結する壊れた感覚」を借りたいというか何というか。この印象も個人的なものだしなあー。うーん。
こんなに悩んでいるのは、確実に誰もこの歌知らないからです。 だって中学生のときに買った、川村万利阿の歌うファイブスター物語のイメージアルバム曲だもの(笑)しかも実のところファイブスター物語とはほとんど関連ない。川村万利阿のアルバムと思った方がいい。
曲目的にオススメとはとても言えないながらも使用曲を筆頭に妙に味があり、手放すことができなかったという。音楽なんか結構好きですし、歌声も曲調にマッチしていたと思う。←もっとも先日ザバダックのCDと友にお気に入りの曲だけサルベージして売却しましたが。買取拒否されると思ったら引き取ってもらえたので結構不思議だった。ケースなんかキズだらけだったのに・・・。
とはいえ、実のところ今回の本はギャグにしたかったのに、何でこんなドシリアスになってしまったのか。それが一番の誤算です。ギャグ〜俺のギャグはもう枯渇してしまったのかあ〜とかちょっとブルーだったりして(笑)。いえ、シリアスも描き甲斐あって楽しいですが、最近ギャグ描いてないので寂しいのでした。
それはともかく最近歌を使用できないのは、音楽をあまり聴いていないせいだろうなあとは思います。ここ一年、買ったCDはデジモンしかありません(使えません(笑))ここんとこヒットがなかったのでつい購入をサボっていた、谷山浩子さんを買おうと思いつつ、どこまで買ったか今ひとつ覚えてないのがトシを感じてせちらがい(笑えないよ)。
>原稿進行状況 ペン入れ入りました。オンリーパンフ用の一ページ漫画を先行して作業中。
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