土方聖架の日記

2003年04月16日(水) 運命のダダダダーンZ


えー。たまたま見まして、題目が「セイラムの魔女狩り」だったので、つい流しながらペン入れてました。

セイラムの魔女狩りとは、17世紀にアメリカで起こった魔女狩り騒動のこと。24人が処刑される大惨事になりました。私も「最後の魔女狩り」としては知っていたのですが、それ以上はあまり知らなかったのでちょっと興味があって。

えー、大変、怖かったです。オチまでついて、サスペンスで教育的なドキュメンタリーとしては文句なく満点です。
まあ、事件そのものについてはちょっとここでは置いておく。自分で調べたわけでもないですし。(印象としてはそこまで事実と異なる演出ではないような気がする。「知って●つも●」はその意味で最悪)

どっちかというと終わったあとの三宅祐次のお別れの言葉がな!
『運命のダダダダーンZでは痛快で感動的なお話を紹介していきます!』

・・・は!?
痛快で感動的?
誰もが持つ人間の暗黒部分をじわじわ実感させられながらも目が離せない強制力を持つ話、の間違いでは?と一瞬即座につっこんだが、いや、今回が特例で次は痛快で感動的なのかもと思って次回予告を見た。

次回予告「ロシアで53人殺した連続殺人犯の話」

ちっとも痛快で感動的じゃないよ三宅ー。
ていうか昔ディア●スティーニの出した「マーダーケースブック」のようですよ三宅さん。←これは連続殺人は猟奇殺人の事件の特集本を出すシリーズで最初は結構読み応えがあったのだが、そのうち事件の側面とか心理解説よりも死体の描写に紙面を費やされてつまらなくなった。




このセイラム魔女裁判についてはちょっと弟と論議したけど、こういうのって「悪魔!」と罵る方がむしろ「悪魔」だな。子供の論理でいう「バカって言う方がバカなのよ」のアレだ。真理というものは割と足元にあるのだなとちょっと痛感。気がつかないうちにそんなおバカさんにならないように気をつけねば。(自戒を込めて)




まあしかし、結論は悪魔なんぞよりよほど人間の方が怖いという話。

その後プロジェクトXで何とか和んだ。ふう。黒モノは見ててちょっと疲れるぜ。でも質は大変高いので余裕のあるときにはちょっと見たいかも。



 < 過去  INDEX  未来 >


土方聖架 [HOMEPAGE]

My追加