こーゆー時事にはやっぱり反応しちゃうなあ・・・。
体外受精卵の染色体異常や性別などを調べて選別する「着床前診断」をとある産婦人科が学会に無申請で実施した問題なんですが、ハッキリ言うと私は反対。自分が妊婦になって、余計にそう思う側面がある。
この場合、男女産み分けを希望した例は既に2人男の子がいて、3人目は女の子を希望して、過去3人目が男の子だったから中絶していた・・・という事情らしい。まあ、経済事情云々で今の日本、3人以上産むっていうのは相当大変だし、その3人目は違う性別が欲しいという事情は分からなくもない・・・ないが・・・
男の子ってだけの理由で産むのを拒絶された弟がいたって知ったら上の二人傷つかないかなあ?そういう意識って隠しても出るし・・・。
・・・このへんで、この親の行動はちょっと理解しがたい・・・。跡継ぎを強要されるケースならまだ理解できるんだが・・・。しかし、第一子で産み分けを希望するよりはまだいいのかもしれない・・・。でもやっぱり嫌悪感は拭えん・・・。
染色体異常に関しては論外。「障害児を産まない権利がある」ってのは「障害児を殺す権利がある」ってのと同義だもの。「それはキレイゴトだ」といわれるかもしんない。実際、ちょっと前まで「健康に生まれてくればいい」という思考に、ちょこっとだけ、「できるだけ先天異常を持たずに」というニュアンスが自分にもあったのも、否定しない。(実父も先天異常の障害者だが、20代までは寧ろ力持ちの部類だったので「先天」という実感が薄い)考えちゃいけない、と思ってはいたけど、それはちょっとはそう思ってるってことだ。誤魔化しても仕方ない。
それを綺麗さっぱり払拭したのが、先々週の「探検!ホムンクルス」でした。前半は特殊カメラで撮影した胎児の様子が中心。これもよかったんだけど後半の「先天異常で全然動けないし話せないけれど、絵本作家を目指す小学3年生」のドキュメンタリーがな。色々感動したんです。パソコン使って文章を作るんだけど、その年齢とは思えないすごくしっかりした文章を書くんですね。お母さんとの生活っぷりの自然な愛情も凄いし。何よりお母さんが冗談交じりで「将来食べさせてね」と言ったのを真剣に受け取って、絵本作家を目指す漢(オトコ)っぷりに参りました。これを見たあとは、「障害があろうとなかろうと関係ないからどんと来い!」な意識になったんですから(笑)いい番組はいいんだよな、としみじみ思いました。今まで「でも・・・キレイゴトかな?」と若干思ってた部分が吹っ飛んだから。これの録画は永久保存版と決まってます(笑)
ていうか、「産み分け」は100パーセント親(或いはその周囲)のエゴなんで、どんな理由があっても醜いってことを少しは自覚したほうがいいのでは。
尚、この問題に関しては当の医者の「今でも中絶という手段で産み分けが存在する。それよりは着床前診断の方がいい。着床前診断を否定するなら中絶も否定しろ」という発言も気になりました・・・。何?産み分けの中絶ってそんなに多数なの?経済モロモロの理由で産んでも育てられないのにできちゃった人や、レイプで妊娠しちゃって産みたくない人とか、一言で「中絶」って言っても色々あるだろうに・・・。
なーんかね、確かにこれは「医者の超えてはならない一線」だと思うよ。客を「目の前で困っている人」で括ってそれで済む問題じゃない・・・。
しかし、この報道で何が一番苦いかって、否応なくガンダム種を思い出して仕方なかったことである。コーディネイターの発生に関するエピソードで「目の色は青がいいわ〜♪」(医者との面談時)→「目の色が違うわ!(怒)」(出産後)というアホ丸出しの演出がフラッシュバック。しかしそれが現実になりかねんとは、まさに恐怖。・・・反面教師としてはいいけど、やっぱ途中で視聴中断したままほっとけばよかったかなあ・・・種・・・。フラッシュバックが痛すぎる・・・。
ともあれ、この問題はやっぱり真剣に考えないといけないと思います。うに。・・・ところで何で日記の文字、途中から色変わってるんだろう・・・?
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