星の降る丘...midori

 

 

自分自身を壊してしまった - 2005年05月15日(日)

仕事帰りに妹が、実家(我が家)に寄っていくとのことで、あたしは、平然を装っていた。
しかし、あたしは、怖くて仕方なかった。
なので、妹とはあまり会話をせずにいた。
一人になりたくても、一人になれないのだ。
お風呂に入った後、すぐ寝るおばーちゃんも起きているし、親だって世話を焼く。
台所から聞こえてくる騒がしい声。
あたしは、ある人とメールをしていた。
少し、手が震えていた。
きっと、あたしは怖かったんだろう。
ご飯を作ってあげたり、家にあるものを持たせてあげたりしている親。
それを、見ないフリをしているあたし。
もう、嫌だった。
妹が嫌いなワケじゃない。
ただ、怖いんだ。
妹がご飯を食べ終わって、居間に来ても、あたしは会話の中に入らなかった。
むしろ、うるさくて、そこから逃げ出したかった。
やっと、帰った。
と、思ったら、親が寝ると言って部屋へ去っていった。
一人になれた。
と思ったら、緊張の糸が切れたのか、急に眠くなってきた。
少し横になっていた。
そしたら、落ち着いたけど。

あたしは、あの時自分自身を壊してしまった。
もう、それは元には戻らない。
それを引きずって現在に至るわけだけど、それも苦しい。
壊すのは、一瞬。
でも、それを治すのは一生。
このまま生きていくのは、辛い。
痛い。
それでも生きていかなければならないと思うと、先が重い。
あたしは、妹のようにはなれない。
親が望むような子にもなれない。
あたしは、どこを見て歩いていったらいいんだろう。
夢も希望も持つことはできない。
何年も手探りで探してるけど、何も見つからない。

モウアタシニハ、ナニモミツケラレナイノカモシレナイ。



...



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail