![]() |
ワタシは、理解してもらい事を諦めたのだから。 - 2006年08月06日(日) 赤い色が好きになったのは、いつの頃だったか。 たぶん、それは、初めて剃刀を持った頃かもしれない。 それを持って、自分自身に傷をつけて、ざわざわする、苦しい状況を乗り越えた。 その、赤い色を見るとほっとした。 今年、初めてペディキュアを塗った。 もちろん、赤い色。 ラメが少し入ってて、明るめの赤だけど、いい感じ。 前は、もっとラメ入りの黒とか、紺とか塗っていた。 たぶん、その頃から病んでいたと思うけど。 セントジョーンズワートを飲み始めた頃だったかな。 まだ、ワタシが精神科のドアをたたく前の話。 赤が好きになったのは、精神科のドアをたたいて通院し始めた頃の話。 最近、親と顔を合わすのが辛い。 今日も、親が仕事から帰ってきて説教された。 それを見ていたおばーちゃんが、ワタシのことを守ってくれた。 「そんなこと言うな。今は、これで十分じゃないか」と。 「いつも、顔を合わせればケンカばかりして」と。 ありがとう。 おばーちゃん。 きっと、親はもどかしいんだと思う。 親は、ワタシの年ですでに結婚していた。 結婚の話も出なくて、休みの日は、通院してるか、家でごろごろして。 たまに、コンビニにタバコを買いに行くぐらい。 そんなことしていて、楽しいの? と、言いたいのだろう。 でも、今のワタシには、それしかできない。 これが限界。 元気だったら、バイトじゃなく、正社員でとっくに働いているだろう。 ヒキにもならなかったと、思う。 先が見えないこの病気。 親は、「将来子供が産めなくなったらどうするの?」 と聞いてきた。 ワタシは、「子供なんて、いらない」 と答えた。 何年も薬を飲んでいるから、毒が体の中に溜まってるから、すぐにでも飲むのをやめなさいというイキオイだった。 ワタシに、まだ将来なんて見えない。 将来の事なんて、考えられない。 毎日生きてることが精一杯。 それが、まだ親には理解されてないんだろう。 もう、それならそれでいい。 理解されなくても。 ワタシは、理解してもらう事を諦めたのだから。 ...
|
![]() |
![]() |