星の降る丘...midori

 

 

でも、どこかであの人への思いは、くすぶっていた。 - 2008年06月03日(火)

今日も仕事。
でも、休憩になると、ぼーっとしてしまう。
あの人の言葉が頭から離れない。
「愛してるよ」
その言葉の重みを知った。
前は、
「オレの事、愛してきた?」
って聞かれた事がある。
それは、遠い過去のお話。
また、そんな事言われるなんて思ってなかった。
今の彼からもそんな事言われた事、ない。
あの人は、すごくワタシの中で大きな存在になりつつある。
前に送られてきた、あの人がハーレーに乗ってる写メ。
ついつい、かっこよくて、ケータイの待ちうけ画面にしてしまった。
見たくて、ケータイを開くワタシ。
こんなこと、なかったな。
2回目で、まだ愛されてる事を知ったワタシ。
できる事なら、すべてを投げ出して、あの人のところへ行きたい。
でも・・・。
それは、許されない。
こんな事を思ってしまうワタシは、罪、ですか?
もし、あの時あの人が電話をくれなかったら、ワタシは、今の苦しい現状から抜け出せないでいたと思う。
彼は、冷たくワタシを突き放すばかり。
でも、気まぐれに優しさを見せたり。
良く、わからなくて、辛い。
あの人は、違う。
ちょっと、イジワルだけど、二人きりになったら優しい。
話も楽しい。
キリがないぐらい。
あの人は、ワタシと連絡を絶った3年間ずっと心配してくれていた。
「自殺してないかと、心配だったよ」
と、言っていた。
当時のワタシだったら、やりかねないと思ったんだろうな。
確かに、自殺未遂は、した。
家の誰も気づかなかったけれど・・・。
大量に薬を飲んで、寝て朝方気持ち悪くなって、吐いた。
それで、助かったんだと思う。
その事を話したら、ぎゅって何も言わずに抱きしめてくれた。
それと違って、ワタシは、あの人の事を忘れようと必死だった。
でも、ケータイの電話帳から名前を消す事はできなかった。
思い出をそっと、ココロの奥にしまいこんだ。
その事ができたのが、連絡を絶ってから2年ぐらいたってからの話。
でも、どこかであの人への思いは、くすぶっていた。
そして、今の彼と出会って、楽しかった最初の頃は、忘れかけていた。
今みたいな、冷めた関係になりだして、疲れてきた頃、あの人から連絡があった。
それは、去年の年末、だった。
そのときは、出られなくて震える手で電話を掛けなおしたのを今でも覚えてる。
大きな不安と、少しの希望を抱えながら。
そして、メールを始め、毎日連絡を取るようになった。
時には、写メが送られてくる。
先月会ったときは、ハーレーでタンデムなんて初めてでどうしていいか解らなかったし、前のようにしていいのかさえ、不安だった。
でも、今月は、違った。
明らかに、楽しみにしてる自分、週末の天気を毎日チェックしていた。
いろいろと、準備を進めていてくれたあの人。
ワタシが見えたら、手を振ってくれたとき、自然に笑顔になれた。
ワタシは、あの人のことを思いながら、毎日過ごして居ます。
それが、とっても幸せ。


...



 

 

 

 

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