感想兼日記
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2002年11月19日(火) 第172局「塔矢邸」

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「ヒカ碁」第172局 塔矢邸
 先週の塔矢父から今週は息子へ。大御所から若手へ。バランスいいよなあ。
 ヒカルと社くんとアキラくん、三人で塔矢邸三泊の合宿。さっそく早碁。ぽんぽんと会話のテンポもよくて、またわくわくする。
 今週は社くんの言う、「オレの力はまだ言い返せるほどのものやない――」この言葉に打たれた。アツくなる心と冷静な認識を併せ持つ精神が垣間見えて、年より大人っぽい印象。十八歳未満にほれたのは加賀くん以来。すてき。
 今週のひとコマは、「まずは打とう」と対戦時計をセットするアキラくんのいるコマ。
 アキラくんの立て膝の様子が自然で、自宅にいるって雰囲気がその姿勢だけでわかる気がする。

 アキラくんが社くんに返す「ボクが(早碁)苦手だとでも?」のせりふもいいなあ!
‘両親、家族に自分を認めさせたい’社くん、意識は近い場所に。‘国際棋戦を意識しながら、自分と戦っている’内へ入る感のあるアキラくん。そして高永夏棋士からの間違った伝聞に、一番北斗杯に近い精神状態にある気がする、ヒカル。めずらしくアキラくんの盤面見ながら他のこと考えてる。
 三者三様の合宿風景に、外野のわたしも心躍る! 


嶋田 |HomePage