感想兼日記
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| 2003年09月27日(土) |
対局解説 と神林氏「あなたの魂に安らぎあれ」 |
いい天気。こんな日が続くとうれしいなー。
囲碁は、独学では難しいと以前どこかで読んだ。ヒカルの碁番外編の奈瀬ちゃん編でもそんなこと言われてたよな。 ほんとにそうだ、と実感する。 何度も言うけれど、銘エン王座は、その一局がどんなふうにすごいか、対局者の気合や意気込みまでも分かるように解説してくれる。プロのレベルだったら、説明されなくても理解できるのだろうけれど、それをわたし程度の素人にも分かるように、って点が王座の偉大なところ。すごいよ。
神林氏著「あなたの魂に安らぎあれ」読んでいる。まだ途中。 印象は違うがこれも「蒼いくちづけ」と同様怖さのある話。読み進むというよりは、首根っこつかまれて頭からつっこんで読んでるような感じ。 全体の印象が若いような。文庫初版が80年代だったから、二十年くらい前の著書か。 登場人物たちのアイデンティティ、自我、自己の不安定さが不自然だけど生生しくて、本から顔を上げた時一瞬感覚がすべる。映画館から出てきた時のめまい感に似てる。 こちらもつくづくすごい作品だと思う。
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