またもや台風接近中。
　今年は多いなあ。

　トヨタ＆デンソー杯では、日本選手の活躍が今ひとつだったので、意気消沈中。今後の躍進を確信してはいるのだが、わたし自身、無責任な観戦者であることに変わりはない。
　オリンピック開催期と重なった為に余計に感じるのかもしれないけれど、選手というのは職業柄とはいえ、さまざまな目にさらされてたいへんだよなあ。
　それが励みにもなるだろうが、同時に強いプレッシャーにもストレスにもなるだろうことは周知の事実。

　ファンとしては結果に一喜一憂するのが楽しいわけで、試合、手合の当事者はそれを適当に受け流しつつ、実力を出し切って充実感を持ってくれたらいいな、と思う。全くもって老婆心だけど。

　自戒の意味もある。
　トヨタ杯から話は逸れるが、他人の意見に流されたり、決定を人任せにするのはたやすい。頑固に自分の考えにこだわるのも楽だ。
　対して自分の中に筋を通しながら、人の意見にも柔軟に対応していく、のはなんと難しいことか。
　オリンピックや棋戦などの勝負事では、そんな目には見えない心構えを、試合や対局の中で、結果を伴うという分かりやすい形で展開して見せてくれるから、畏敬の念を感じるのかもな。
　勝ち試合を見られれば爽快だし。普段の自分の負け越し感をやわらげてもらっている。

　うーん、とりとめない。

嶋田 ｜HomePage