感想兼日記
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2005年01月30日(日) つれづれ

 夜半に文章を書くと、ただでさえつたない日本語がさらに意味が通じなくなってくるのでなるべく避けたいのだけれど。
 今日はえらい忙しかった。その仕事中のトゲトゲした気分がどうにも去らない。このまま布団に入っても寝つかれそうにないので、気になってた点を書き出しておこう。


・母が、TVで見たと言う、東南アジアの貧困について。
 わずかな金銭収入を得る為に、九つ十のこどもが家、故郷を離れて出稼ぎに行く、その状況がいたましくかわいそうだ、とのこと。宗教の対立、少数民族の迫害など、社会的な問題は複雑だと思う。問題点は何だろう。現金収入が必要という暮らし方は、都市部周辺の、おそらくここ数十年の間に発生してきた問題だよね。生活全体ではなくとも、ある程度自給自足で暮らせていたのはいつ頃までで、それはいつ頃、なぜ崩れたんだろう。
・今年もらった年賀状には、例年以上に「年齢を感じる」と添えられているものが多かった。
 確かに生物として、もう今後成長は望めない。が、若返りたいかと問われれば、わたしは否だなあ。
 子供の頃から元気いっぱいな体力は持ち合わせたためしがないし。今よりは体力気力ともにあったと言えるのは十代後半のあたりだけれど、あの文字通り青い春を謳歌していた頃を思い出すと、恥ずかしさにいたたまれない。穴掘って埋まりたくなるよ。やだ、あの年齢には戻りたくない、絶対。

 思春期と貧困の差に思い及ぶと慄然とする。

 今の日本で、ローティーンでプロに身を置き、結果モラトリアム時代を返上していると察する羽根棋聖と結城挑戦者、ほかの多くの若者を尊敬する。

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嶋田 |HomePage